09年のウイスキーの販売量が、11年ぶりに前年を上回っているようです。炭酸割りのハイボールの人気に火をつけたサントリーは、増産態勢に転換。CMにも力を入れ話題となっています。 追いかけるライバルも新商品の投入でハイボール人気の取り込みを狙ってきています。
飲食店でも、ハイボールを置くお店が08年末の4倍の約6万店に増えているとのこと。
サントリーが10月に販売した上写真のハイボールの缶入り商品の販売も、09年の販売計画比の8割増になっているようです。
特に人気のあるジャパンハイボールの主である、「角瓶」や「山崎」などの看板のウイスキーは、11年ぶりの増産となったようです。
他社商品でもハイボール缶を発売し、前年同期比5割増の売れ行き。 コンビニでもよく「世界のハイボール」なども見かけます。 スーパーでも、ソーダーのペットボトルが以前よりも容量の多いものが出てきています。
ウイスキー人気の復活には、飲食代を節約するためウイスキーを自宅で飲む人が増え、これに、すっきりと飲みやすいハイボール人気が加わったといえるようです。 女性でも飲みやすいとのことで人気があります。
そういうわけで、ハイボールを飲む人は確実に増えてきたことは分かりましたが、これを自宅で飲むのかな?とまず疑問に思っていたところ、ハイボール缶がコンビニやスーパーで目立つように置かれてあり、売れていることから、自宅でも飲む人が多くなったことも確信できました。
しかし、それをグラスや陶器のカップに入れて飲むだろうか?とも考えました。
実際に自分でサントリー「角ハイボール」缶を買って、自宅で飲んでみることにしました。 缶に表記してあるものを読んでいると、こんな表記がありました。「飲食店の美味しさそのままのレモン風味の角のハイボールです。氷たっぷりのグラスに注ぐと更に美味しく楽しんでいただけます。」とグラスのイメージイラスト入りで書いてありました。(上右写真。※クリックすると拡大表示します。)
私はお気に入りの丹心窯の水晶彫のグラス(陶磁器)に、氷をたっぷり入れて飲んでみました。確かにそのまま缶で飲むよりは美味しく感じました。そして何よりも、バーや居酒屋で飲んでいる気分になれるというのが、美味しさを更に引き立てるのではないでしょうか。 ビールも同じですよね。
以下に当社のハイボールにオススメのカップをご紹介したいと思います。
プロパー商品のものと、まだ試作・検討品ものとあります。 試作・検討品は在庫がなく、ご注文を頂いても発送できませんのでご了承ください。 採用・商品化され、荷口ができたときにご案内いたします。
また貴店、御社の在庫品で「ハイボール特集」を組むのもよろしいかと思います。
ハイボールがまだピンとこない場合は、「ビール」、「焼酎」などと抱き合わせで販売するのもよいかもしれません。
また、父の日の特集として組めば、楽しい企画となるのではないでしょうか。
highball & beer cup
プロパー商品
焼締点彫 手付ビアカップ
|
金泥しのぎ ワンモアカップ
|
黒陶しのぎ ワンモアカップ
|
水晶青海波 Mukuタンブラー
|
水晶青海波 ビールグラス(大)
|
陽炎 焼酎カップ(タンブラー)
|
青玉 フリーカップ
|
クローバー 緑 焼酎カップ
|
ブルーライン 金 フリーカップ
|
焼締 手造りビールカップ
|
試作・検討品
試作・検討品は在庫がなく、ご注文を頂いても発送できませんのでご了承ください。
採用・商品化され、荷口ができたときにご案内いたします。
焼締点彫 ビアカップ
|
つれづれ十草 ロングカップ
|
二色丸紋 ロングカップ
|
ハイボールとは
ハイボールとはカクテルの一種。 スピリッツをソーダやジンジャーエールなどの炭酸飲料や、水、湯、フレッシュジュースなどアルコールの含まれていない飲料で割ったもの。日本ではウイスキーをソーダ水で割ったものが一般的です。
ハイボールのレシピ
ハイボールの作り方が、サントリーのH・Pにありましたのでご案内します。
コチラから → http://www.suntory.co.jp/(サントリーホールディングス株式会社ウェブサイト)
「商品情報」→「ウイスキー・ブランデー」→「ウイスキーミュージアムの中のおいしい飲み方」→「ハイボール」の順にクリックして下さい。
ハイボールの語源
「ハイボール」の語源については諸説あります。
●開拓時代のアメリカで、蒸気機関車による長距離移動のときに、途中で水の補給のための停車の際、棒の先にボールをつけたものを掲げて合図した。そのときに、ウイスキーのソーダ割りのサービスがあったことから。
●アメリカの鉄道で、ボール信号というのが一般的に使用されていた。ボールがあがっていれば進行、あがっていなければ停止。 駅員が隣の駅のボール信号を望遠鏡で見ながらウイスキーをちびちびやっているときにボールが上がったら列車がくるというのでソーダ水を入れて一気に飲み干して駅に行ったという説。
●イギリスのゴルフ場のカウンターでウイスキーを飲んでいた人が、急に自分の打つ順が来たことを知らされ、慌ててそばにあったチェーサーにウイスキーをあけ飲んだところ非常においしかった。そこに、たまたまハイ・ボールが飛んできたからという説。
●炭酸の泡(玉)が上に揚がっていく様から、列車のボール信号と掛けて、早く飲み干し、出来上がる、出掛ける、といった洒落れから。